珠城さん美園さん退団公演 桜嵐気 作品の力

NHKで放送したものを録画して見ている。

繰り返し何度も。

NHKはストーリーがわかりやすいアングルで撮ってくれるから作品中心に見られる。

スカイステージはスター中心のアングルでここぞ！という角度、表情を捉えてくれる。ファン目線が嬉しい。

どちらも見ごたえがある。

舞台は稀にみる良作と評判だったのでスカイステージで予習の上観劇に臨んだ。

チケットは自力で2枚ゲットしたけど2回目ワクチン接種の副反応の影響を懸念し1枚は友人に譲った。

たった一度の観劇なので一瞬も見逃すものかと気合が入ってましたね😁

プロローグ南北朝の解説から入りわかりやすい、そして引き込まれていく。

すすり泣きから嗚咽に変わる。

良作だと作品の持つ力で生徒さんの演技力も上がる気がする。そして表情も美しい。

要所要所で歌われる楠音頭はシーンに合わせて温かく切なく哀しい。

最期、四条畷の戦に出陣の珠城さんはホントに美しくオペラ越しにハッとした。

これは回想のシーンで実際は命を落としたことを観客は知っているので悲しくてより美しい。

植田久美子先生に感謝です。

ちなみに私の好きな助太刀のシーンです。

前の場面でちなつさんが珠城さんの腕のなかで息絶えます。その悲しみがこもってる。

助けてもらうのはそうませれんさんです。

ここでも泣けた。

最後に言葉なく頷き合う。

でもでも私情だけど、東京大楽緞帳前の珠城さんの塩対応を見てたからトップコンビの芝居は痛々しく感じ没頭できないです。

美園さん辛かったとも思うし気持ちの通い合っていないのはお二人ともやりにくかっただろうなと思う。

珠城さんには最後の挨拶を仕事としてこらえて笑顔で終わらせて欲しかった。

退団から半年たってテレビ画面を見ていて思う。

それでも繰り返し見てしまいます。

テレビでもやはり胸が熱くなります。

花粉用に用意したティッシュがどんどん減ります。

ショーも楽しかった。

芝居ショー共に素晴らしかったです。