見た映画は「国宝」です 演技と芸事を極める姿に圧倒されました

多くのブロガーさんが観て絶賛の映画、私も観てきました。

暴力団の抗争によって目の前で父の死を見てしまった15歳の喜久雄。

父は雪の降りしきるなか真っ白になった庭でピストルで打たれて絶命しました。

この雪の降るシーンがラストに甦ります。

芸の天才喜久雄と血筋のエリート俊介、二人の壮絶な人生。

途中辛くて見ていられない、救われない気持ちになりました。

二人二様の充実期とどん底まで落ちて復活していく過程に知らずに涙が溢れ拳を握りながら見てました。

確執を乗り越えて二人で曾根崎心中を演じる姿も壮絶、芸と芸がぎしぎしと音をたててるようです。

ラスト人間国宝となった喜久雄が紙吹雪のなか一人鷺娘を踊ります。

この真っ白なシーンが冒頭の雪のシーンに重なりました。

喜久雄の探していた風景はこれだったのかと。

終了してもなかなか立ち上がれない。

吉沢亮と横浜流星の役者魂が想像を絶します。命をかけてる。

最近の若者はすごい、あんぱんの北村匠海もすごかった。

今は亡き女優の山田五十鈴さんの舞台を見た後輩女優さん達がこぞって芸事に精進したのを思い出しました。

役者さんの演技、芸事へ挑む姿勢に圧倒されました。

中盤、辛くなりました。

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#映画国宝